住民監査請求・口頭意見陳述のご報告

2018年12月27日

オンブズマン11月16日付けで行った2件の住民監査請求について,口頭意見陳述の機会がありましたのでご報告します。

 

12月13日午前,北九州市監査委員行政委員会事務局において,市民オンブズマン北九州の会員を含む請求人12名が出席し,市議海外視察,残骨灰処理の2件の問題点を監査委員に口頭で訴えました(陳述時間は合計で1時間でした。)。

 

市議海外視察については,慣行化している海外視察は「視察ありき」の企画であることのほか,市議がブランドショップ巡りをしているテレビ放映の反響が大きく,街頭アンケートに答えたほぼ全ての市民が反対しており,支出された公金800万円を市に返還するよう訴えました。

 

残骨灰については,多くの他都市で自治体の貴重な収入源になっている残骨灰の売却制度を,財政難の北九州市でなぜ導入できないのかなどを訴えました。数千万円を見込める売却益があれば,福祉や教育にも有意義な使い方が可能であるという主張には監査委員も頷いていました。

 

請求人の陳述の後は市側担当者からも陳述がありました。海外視察に関しては観光地を見学した時間は極短時間である,残骨灰については,残骨灰を売却するのはよくないとの市民からの意見が以前寄せられたが,その意見に関する明確な資料は保管していないなど,請求人としては納得できない反論が多くありました。

 

監査の結果は1月15日に通知される予定です。結果についてはまたこちらでご報告させていただきます。

弁護士  天 久   泰

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