妊娠したら会社を辞めなきゃいけない??

2015年12月21日

会社の上司に妊娠したことを報告したら、「それで、いつまで働くつもり?」とか「じゃあ次の更新はないねえ」などと言われた…

最近、よくニュースになっているマタニティハラスメント。妊娠や出産を機に、精神的・肉体的嫌がらせをすることを言います。退職勧奨や降格処分を受けることもこれに含まれます。

うちの会社は妊娠したら退職することが慣例だし、迷惑をかけてしまうから仕方ないと思っている方もおられるかもしれません。

しかし、法律では、妊娠しても母子の健康を維持しながら働くことができるように、事業主が講じなければならない措置を定めています。産前産後の休業期間の定めはもちろん、検診などでお医者さんから言われた指導事項を守るために、通勤の緩和、休憩に関する措置、作業の制限、勤務時間の短縮、休業等の必要な措置を取らなければならないといった定めがあります。

妊産婦労働者からの要望に応じて、会社は上記のように柔軟に対応しなければならないと法律に定められているのであり、ましてや妊娠を機に何らかの不利益処分や嫌がらせがなされるというのは、法律上は決して認められないのです。

例えば、退職を強要されることなどがあれば、ハラスメントと認定され、事業主は損害賠償義務を負うこともあります。

事業主も慣れていないだけで、きちんと交渉や話し合いをすれば、嫌がらせなどの行為もなくなり、妊婦さんでも働きやすい環境を整えてくれるかもしれません。

心身ともに健康な状態で出産を迎えるためにも、一人で悩んでいるのであれば、一度ご相談ください。

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