弁護士のセカンドオピニオン

2016年06月21日

 セカンドオピニオン最近,事務所の相談の中で,既に別の弁護士に依頼されている事件についてセカンドオピニオンを求められることが増えています。既に,医療現場においては患者様がセカンドオピニオンを求めることが定着しつつあるようですが,弁護士に事件処理を依頼している依頼者様としても,他の弁護士の意見を聞いてみたいと感じることも当然のことと思います。

 私は,そのような相談を受ける際,自分の考えを正直に相談者様へお伝えすることを心がけています。既に受任している弁護士へ気を使い,その弁護士の活動に疑問を感じたとしても相談者様にその旨伝えないということでは,弁護士全体に対する社会の信頼を損なうことにもなりかねません。

 また,実際にセカンドオピニオンを求められた相談者様から事件を受任することもありますが,依頼者様としては前任の弁護士を解任する手続きの事を考えると二の足を踏んでしまわれるようです。しかし,そのような場合には,事件を新たに受任する予定の弁護士から前任の弁護士に連絡し,資料一式を引き継ぐことも可能です。

 弁護士に事件を依頼するという人生の重大な局面において,複数の弁護士の意見を聞いてみるということはとても重要な事だと思いますので,他の弁護士の意見も聞いてみたいとお考えの方には,是非セカンドオピニオンを求められることをお勧めいたします。

以上

弁護士 上野 直生

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