肝炎対策基本法が成立しました。

2010年02月24日

09年11月30日,参議院本会議にて肝炎対策基本法が全会一致で可決成立しました。

B型・C型のウイルス性肝炎患者は約350万人。肝炎は,進行性の病気ですので,感染から発症するまで長期間を経ていたり,自覚症状が弱かったりす るため,病気に気づいたときは,肝硬変などの重症に至っている場合も少なくありません。感染原因の多くは,B型であれば幼少時の予防接種における注射器の 使い回し,C型であれば,血液製剤,輸血など,いずれも国の医療政策の誤りに基づく医原病です。

薬害肝炎訴訟の成果として,インターフェロンの治療費助成,肝炎ウイルス検査の無料化などが始まっていますが,治療費助成や肝硬変肝ガン対策は手つ かずでした。肝炎対策基本法は,前文でB型C型肝炎に対する国の責任を明記しました。今後,国は,法的責任に基づく充実した肝炎諸施策の実現,そして何よ りもB型肝炎訴訟の早期解決を行う義務があります。国は直ちにB型肝炎訴訟の和解のテーブルにつくべきです。

当事務所からもB型C型の両肝炎訴訟に弁護士が参加しています。今後ともどうかご支援のほどよろしくお願い致します。

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