2010年新年号 仁比そうへい参議議員を再び国会へ!

2010年05月28日

“税金での飲み食いは許さない!” と官官接待を中止に追い込んだ

 北九州第一法律事務所の弁護士として,「北九州でも行政を直接市民がチェックすべき」と市民オンブズマンを立ち上げ事務局長を務めました。市民の方々と一緒に運動し,官僚同士の税金での飲み食いを裁判で告発,年間1億3千万円ものムダ使いをやめさせました。

“アフガニスタンに平和を!”とパキスタン調査

 アフガン戦争に反対するにはその真の姿を知ることが重要だと,パキスタン国境の難民のキャンプを訪れました。

 調査団の一員だった伊藤和子弁護士は「難民たちへの優しいまなざしと心からのいたわり,そして難民をつくり出したアメリカへの怒り,仁比さんの両面を知る調査団でもありました」との感想を語られています。

“よみがえれ有明海!” 弁護士として議員として

 国営諫早湾干拓事業で有明海の漁業被害が起こったとして,同湾の潮受け堤防排水門の開放を求める「よみがえれ有明海訴訟」では,弁護士として参議院議員として,原告団を励ましてきました。

 弁護団長の馬 奈木昭雄弁護士から,「いつも笑顔を絶やさずに,周りのみんなの話にきちんと耳を傾け,正しく理解しようとしている仁比さんの姿に接するたびに,私はいつ もこのような議員を私達が身近に持つことができていると,とてもあたたかな幸せな気持ちになります」と,応援のメッセージが寄せられています。

“米軍基地撤去”を掲げて

 「沖縄を訪問するたびに,基地の多さと事件・事故の数々にあらためて怒りを覚えます」と,米軍基地撤去を強く主張する原点を語る仁比議員です。

“仁比さんの質問が大企業を動かした!”違法派遣の労働者が感激

  自公政権時にも違法派遣の問題をくり返し追及してきましたが,民主党政権となっても,依然として違法派遣が続いており,非正規労働者の解雇,雇い止めは 24万4千人を超えています。仁比議員は,11月10日の予算委員会で,労働局の是正指導に従わず,企業が直接雇用を拒否している実態を企業名を示して質 問し,鳩山首相から「違反の事例が続かないように,積極的に動いてみたい」との答弁を引き出しました。この結果,これまで直接雇用の交渉を拒否し続けてき た熊本のNECセミコンダクターズが「交渉したい」と態度を大きく変更しました。直接雇用を求めてたたかってきた柴田勝之さんは演説会に登壇して「仁比さ んの質問は大企業を動かすインパクトのある質問だった」と発言しました。

えん罪を生まない制度・裁判員裁判の改善をめざして

  鹿児島志布志事件や,北九州市の殺人・放火事件の無罪判決などを示して,警察の取り調べの可視化を要求してきました。また,裁判員裁判における裁判員の守秘義務違反への罰則をなくすことも要求しました。

“350万人の命を先送りするな”肝炎患者救済の基本法が成立

 政 権交代後の臨時国会で,民主党は基本法を提案しないとの態度でした。仁比議員は患者原告団が開いた緊急集会に参加し,状況は重大だと,民主党に緊急の申入 れを行いました。さらに,厚労省の山井政務官への「350万人の命を,先送りできるような課題だと思ったら大間違いだ。政権の命取りになる」との緊急申入 れが局面を大きく変えました。そして与野党協議が実現し,基本法の成立となりました。

“人間らしく生きる”健康で文化的な生活のために生活保護行政の改善を

  北九州市では,生活保護の申請者に対して,申請書を渡さず,窓口で追い返す“水際作戦”が横行していました。そのため,何人もの餓死者が出る事態が発生 し,死後4ヶ月後にミイラ化して発見された例もあります。「おにぎり食べたい」との日記を残して亡くなった方もいます。仁比議員は,北九州市の生活保護行 政の改善指導を行うよう要求して大臣が検証を約束,市民運動とも相まって大きな改善がはかられました。さらに非正規切りの下で,ホームレスにならないため に生活保護の活用を約束させました。

“憲法よ,輝け!”の願いを込めて憲法調査会や国民投票法審議で大きな成果を

 仁比議員は,5年前の選挙で,“憲法と環境をまもる弁護士”のキャッチフレーズで当選しました。「弁護士出身の共産党の議員も必要だ」と保守の弁護士からも熱い支持が寄せられました。

 当選後,憲法調査会でくり返し発言し,憲法のすばらしさを訴え続けた発言録をまとめた「憲法が光り輝く瞬間」のパンフを発行,各地で活用されました。

 憲法を変える ための国民投票法の審議では,鋭い仁比議員の質問に,提案者が回答できずに立ち往生する場面も再三あり,公務員や教育関係者も国民投票運動は自由にできる との回答を引き出しました。法律は与党が強行採決しましたが,18項目もの附帯決議がつく欠陥法となりました。


 労働審判は,労働事件について迅速で柔軟な解決を図れる点で,裁判より優れた面を持っています。

 申立後40日以内に第1回の期日が入り,その後1週間前後の間を開けて2回目,3回目と期日が入ります。

 円形テーブル を囲んで,審判官3名(裁判官1名と労使の有識者である審判員2名)と当事者(申立人,相手方,双方の代理人の弁護士)が座り,第1回目の期日から,双方 の主張を述べ合い,争点につきお互いを尋問し,必要であれば証人にも尋問します。1時間位のやり取りで,審判官は争点についての心証を取り,事件の解決策 を判断します。多くの事件が1回目から和解に向けての話し合いがなされ,2回目で和解が成立するか,成立しない事件は裁判所の判断で審判が下されているよ うです。中には,1回目で解決する事件もあります。3回目までずれ込む事件は少ないようです。

 審判に不服があれば,不服申立をすると通常の裁判手続きに移行します。争点が複雑な事件や事実認定が微妙な事件等は,労働審判には馴染みませんが,その様な事件は相対的に少ないようです。

 4月から,小倉の裁判所で労働審判が実施されることになりましたので,大いに利用し,よりよい制度にしてゆく必要があると思います。

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