有期雇用の80代清掃業の女性が契約期間中に退職届の提出を執拗に迫られたが、弁護士が間に入り交渉し、双方合意できる内容で解決した事案
依頼者属性(年代、性別、職業、業種、雇用形態)
80代、女、清掃業、有期雇用
相手会社の属性(建設業等)
清掃等
もともとの訴えや要望
契約期間途中に急に退職届けを提出するように言われた、辞めるつもりはない
主な争点
契約更新しないことの可否
解決までの期間
1か月程度
相談に来たきっかけ
役所相談
事案の概要
依頼者は相手方会社に10年以上勤務していたところ、退職届を提出するように言われた。依頼者と会社は、1年ごとの契約更新を繰り返しており、ここ1、2年は3か月ごとに契約を更新していた。執拗に退職届の提出を求められたため、依頼者は、仕事に行くことが出来なくなった。
解決内容
会社と交渉するなかで、依頼者が同じ会社で勤務し続けることができないと思うに至ったため、最終就労月の実労働時間及び有休数日分を支払い、契約期間満了の退職をすることで合意した。
解決のポイント
依頼者の気持ちに沿って対応をしたこと