廃棄物処理の業務に携わる中で石綿粉じんにばく露し、退職後に石綿関連疾患を発症したが公務災害申請が棄却され、審査請求で公務外認定の取消しを勝ち取った事案
依頼者属性(年代、性別、職業、業種、雇用形態)
死亡した被災者(自治体公務員、石綿関連疾患により退職後に死去)の遺族
相手会社の属性(建設業等)
自治体
もともとの訴えや要望
被災者の死亡について公務外認定されたため、これを取り消してほしい。
主な争点
公務起因性
解決までの期間
2年
相談に来たきっかけ
アスベスト問題を取り扱っている弁護士を探して当職にたどり着いた。
事案の概要
自治体環境局での廃棄物処理の業務に携わる中で、石綿粉じんにばく露し、退職後に石綿関連疾患を発症したため公務災害認定申請をしたがこれが棄却されたという事案。
解決内容
審査請求の代理人に就任し、主治医・協力医によるサポートを得ながら、公務災害認定を勝ち取った。
解決のポイント
当初の公務災害認定申請を棄却した判断の誤りを医師らのサポートのもと審査請求を担当した審査会に対し提示することにより、訴訟によらずに審査請求段階で比較的早期に解決をすることができたこと。