30代トラック運転手の残業代請求について証拠保全を裁判所に申し立て300万円を獲得した事案
依頼者属性(年代、性別、職業、業種、雇用形態)
30代 男性 トラック運転手 正社員
相手会社の属性(建設業等)
輸送会社
もともとの訴えや要望
残業代が支給されない
主な争点
残業代を計算する資料と具体的な金額
解決までの期間
1年3か月
相談に来たきっかけ
会社を退職することになり、未払いであった残業代を請求できないかと考えて来所。
事案の概要
長時間勤務でありながら、残業代がほとんど支給されない。
残業代を計算しようにも、資料が会社内にあり、それを取得しないと計算できない。
解決内容
裁判所に証拠保全を申立て、会社に資料開示を行った。その上で残業代を計算し、提訴。裁判上で和解し、最終的に約300万円の解決金を取得。
解決のポイント
会社側の協力が得られないことから、証拠保全を行い、資料を開示させた。
トラック運転手であり、通常の会社員の就業体系とは異なるため、残業代の計算にも工夫や専門知識が必要となった。