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突然の解雇!?そのときあなたの選択は

長年勤めた会社から、ある日突然解雇を言い渡された。

その時、あなたは、何を考えるでしょうか。

「何故、自分が解雇されなければならないの。」

「今後の生活はどうすれば良いの。」

当事務所は、このようなお悩みを持つ多くの方々のお力になってきました。

 

Aさんは、工場の作業員として働いていました。

ある日、担当している業務が思っていたよりも複雑で、納期に間に合いそうになかったため、Aさんが、社長に報告、相談したところ、突然社長から懲戒解雇を言い渡されました。

Aさんは、どうしても懲戒解雇が納得することができず、当事務所に来られました。数度の打合せを経て、私も今回の解雇には正当な理由がないと考えました。

そこで、私は、Aさんからご依頼を受けて、Aさんの従業員としての地位確認(解雇は無効なので、現在も従業員としての地位があること)や給与相当額の支払を求めて、裁判所に申立てをしました。

双方が主張反論し、交渉を重ねた結果、裁判所から、今回の解雇は正当な理由がなく無効であると思われる、との心証開示がされました。Aさんとしても、早期解決を希望されましたので、和解で終結させることとなりました。

最終的には、懲戒解雇を撤回させて合意により退職したこととし、さらに給与半年分以上の額の解決金を会社に支払わせる、という内容の和解を勝ち取ることができました。

現在、Aさんは、心機一転、新生活をスタートされています。

 

一般的に、解雇は労働者の生活の糧を奪うものですから、会社(使用者)に高いハードルが課せられています。特に、懲戒解雇の場合は再就職が難しくなりますので、そんな簡単に認められるものではありません。

解雇されてしまった、退職しなければ解雇すると言われている、そんなお悩みがある場合には、まず一度、当事務所にご相談下さい。

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