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上野 直生

●交通事故の経験

私は,ロースクール在学中にバイクで交通事故に遭い,整形外科の手術2回,脳外科の手術2回,計4回の手術を受け,約2ヶ月間入院しました。その結果,出席日数不足で留年し,復学後も長期に及ぶ通院とリハビリを余儀なくされました。
また,その後の相手側保険会社との交渉においても,担当社員の驚く程誠意のない対応により,不毛な交渉が続きました。

●弁護士が依頼者のためになしうること

そのような苦しい日々が続きましたが,その後ある弁護士と出会い,すべての手続を委任することにしました。その弁護士の活動により,まず異議申立てを行い,後遺障害等級が上がりました。その後すぐに訴訟を提起し,最終的には相手方保険会社が提示していた金額よりはるかに多額の賠償金を勝ち取ることができました。
この時,改めて,弁護士が依頼者の利益実現のためになしうることの重大さに改めて気付かされました。

●被害者、依頼者に寄り添った弁護士

上述のように,私は,交通事故に遭い,4回の手術,長期入院,リハビリ,留年という大変つらい経験をしました。その当時は,「なんで自分ばかりがこんなにつらい思いをしなければならないのだろう。」と,その運命を恨みました。
しかし,司法試験に合格し,弁護士となった今は,この経験は被害者・依頼者の切実な想いを真に理解し,被害者・依頼者の想いに寄り添った活動を行うために,自分に与えられた試練だったのだと思うようになりました。
このような自身の経験を活かし,被害者,依頼者の正当な利益のために,被害者,依頼者に寄り添った活動をしていきます。

出身地鹿児島県
学歴

鹿児島県立鶴丸高等学校→九州大学法学部→九州大学法科大学院

弁護士会活動

交通事故委員会

関わっている大型事件

障害問題弁護団(障害者が社会生活において直面する様々な問題について,弁護団を組織し,訴訟や行政との交渉などを行っています。)

好きな休日の過ごし方

福岡県弁護士会北九州部会の野球チームに所属しているので、週に1回の練習や試合に参加しています。

事務局からの声

学生時代に交通事故の被害者となったことがあるという貴重な経験をもつ弁護士。被害者としての痛み苦しみを味わったからこそ、依頼者の方の立場や気持ちに寄り添うという基本姿勢は揺るぎません。
大きくはっきり・ゆっくりした話し方もまた、安心感を与えます。一方、疑問に思ったことは納得いくまでとことん追求する根気も合わせ持っており、困難な案件も確実にこなしていきます。

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