調停により決められた養育費の支払いが止まったので、給料差押により回収するとともに、支払の再開を実現した事例
依頼者属性(年代、性別、職業)
40代、女性、無職
相手方(年代、性別、職業)
40代、男性、会社員
請求・被請求の別
請求
結婚歴
離婚後
主な争点
給料差押
解決までの期間
-
相談に来たきっかけ
5年以上前の離婚調停の際代理人を務めたことから、養育費の支払いが止まったことを契機に、差押による回収を依頼された。
事案の概要
調停調書通りに支払われていた養育費が止まったので、強制執行により回収する。
解決内容
債権差押命令申立をして、差押命令をえた。相手方の勤務先は相当額を供託。供託金払渡請求をして回収した。
解決のポイント
給料が差押えられたことにより、相手方は、養育費の任意支払を再開した。相手方が退職するおそれがある場合には有効でないが、本件の場合には、未払分回収と任意支払再開の動機付けとして有効な手段となった。