夫の暴言・暴力を理由に別居した60代主婦が離婚・慰謝料・財産分与・婚姻費用について裁判で和解した事例
依頼者属性(年代、性別、職業)
60歳代,女性,主婦
相手方(年代、性別、職業)
60歳代,男性,無職(退職後)
請求・被請求の区別
請求側(離婚,慰謝料,財産分与,婚姻費用)
結婚歴
40年
別居の有無
有
主な争点
慰謝料,財産分与
解決までの期間
1年
相談に来たきっかけ
別居後,離婚と慰謝料,財産分与を希望して相談に来られた。
事案の概要
夫は会社を退職したころから,依頼者に生活費を十分に渡さないようになり,また,暴言を吐いたり,暴力を振るったりするようになったため,依頼者が家を飛び出して別居となった。
離婚調停と婚姻費用分担調停を申立てたが,離婚調停は不成立となったため,離婚訴訟を提起した。
解決内容
夫と依頼者は離婚し,夫は依頼者に対して解決金500万円を支払うなどの内容の和解成立。
解決のポイント
離婚訴訟提起後,夫が自宅不動産を処分しようとしていたため,不動産処分禁止の仮処分の申立てを行った。