妻のモラハラを理由とする離婚と300万円の慰謝料を認容した判決
依頼者属性(年代、性別、職業)
40代、男性、会社員
相手方(年代、性別、職業)
40代、女性、会社員
請求・被請求の区別
請求
結婚歴
25年
別居の有無
あり
主な争点
相手方のモラハラの有無
解決までの期間
1年
事案の概要
相手方は、子どもが引きこもりになり、就職出来ないのは依頼者の責任だと叱責し、謝罪文を書かせ、人前でののしるなどの行為を繰り返した。そのことで、依頼者はうつ病となり入院治療を受けた。相手方は、自らの行為を認めず、離婚を拒んだことから、調停は不調となり、訴訟となった。
解決内容
離婚と300万円の支払いを求める依頼者の請求を全て認める判決が下された。
解決のポイント
相手方は、自らの行為を正当化するために、詳細な弁明を行ったが、依頼者に有利な医療記録や謝罪文など客観的な証拠を提出できたことや、本人尋問で依頼者の誠実な人柄を出すことが出来たことが奏功した。