50代主婦の妻が再婚相手からの離婚を調停を申し立てられ、更に離婚訴訟に発展した中で依頼者が離婚に納得し400万円以上の解決金で解決した事例
依頼者(年代、性別、職業)
女性,50代,主婦、被請求
相手方(年代、性別、職業)
男性,50代,会社員
結婚歴
5年未満
別居の有無
有
主な争点
離婚原因,財産分与等
解決までの期間
1年8か月
相談に来たきっかけ
相手方の家出,離婚調停の申立て
事案の概要
双方50代で結婚(再婚)したが,1年足らずで相手方が家を出て別居開始。その後,相手方から,「依頼者の暴力」を原因とする離婚調停が申し立てられた。
解決内容
当方は離婚を希望しておらず,離婚調停は不成立。その後,相手方が離婚訴訟を提起。離婚原因(依頼者の暴力等)の有無が争点となったが,第一審は当方の主張を容れ,離婚原因がないとして請求棄却の判決がなされた。
しかし,裁判の過程で依頼者も婚姻継続の意欲を失っていたため,控訴審において,400万円以上の解決金と引換えに離婚に応じることで,解決に至った。
解決のポイント
離婚原因の有無については,日記やメールの記載の解釈が問題となったが,経験則に照らし常識的な主張を行ったことが奏功したと思われる。第一審で当方の主張を認める判決が出たことで,控訴審でも有利な解決を導くことができた。