賃借店舗返却の際の造作部分の撤去を免れた事例
依頼者属性(年代、性別、職業)
70代,女性
相手方(年代、性別、職業)
店舗所有者
請求・被請求の別
被請求
主な争点
造作部分(商品陳列棚など)
解決までの期間
約1年
相談に来たきっかけ
過去に弊事務所にご依頼されたことがありました。
事案の概要
小売業を営んでいたご依頼者が,高齢のため廃業し,店舗を所有者へ返還しようとした際,設置済みの商品の陳列棚,納戸などの造作の撤去費用の負担を請求されたケース。
解決内容
撤去費用免除を内容とした店舗返還合意(和解)を成立させた。
解決のポイント
ご依頼者が高齢で高額の撤去費用の負担は困難であること,店舗のあるビルは築50年で老朽化が進んでいたため,所有者側もいずれ取り壊す可能性が高いことなどを所有者側へ説明し,理解を求め,敷引きを行った上でも支出できない撤去費用については免除してもらうことができました。