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労働時間を記録しましょう

勤務先ではどのような方法で労働時間を記録しているでしょうか。記録は正確に実施されているでしょうか。

上司からタイムカードに記録してから残業するよう求められるなど、不正確な記録を指示されていないでしょうか。

残業代や過重労働による労災など、様々な場面で問題になる「労働時間」。会社の記録が信用できないときは、ご自身で記録されてはいかがでしょうか。簡単な記録の方法をご紹介します。

1 メモでもOK!

手帳に出勤時間と退勤時間を記録していくだけでも証拠になります。例えば、カレンダータイプの手帳の出勤日に合わせて、「始8時35分、終7時42分」などと書いていくだけでも証拠になります。もちろん、携帯電話の中にあるカレンダーアプリに記録する方法でもOKです。

2 誰かにメールをする方法

家族や自分宛にメールを送信する方法も携帯電話だけでできる方法として、簡単です。例えば、メールの件名を「始業」あるいは「終業」として、本文に「8時35分」あるいは「7時42分」として、メールを送信する方法です。

3 スマホアプリも!

現在は、スマートフォンをご利用の方であれば、アプリで勤怠管理、労働時間を記録できるものも多く登場しています。使い方を比較してみて、ご自身に合ったものを利用されてはいかがでしょうか。

4 業務用端末のログイン(ログオン)、ログオフ記録

会社でご自身の専用のパソコンを使用している場合(専用のログインIDをお持ちの場合も含む。)には、そのパソコンのログイン、ログオフの情報をパソコンから取り出すことによって、労働時間を証明することも可能です。

以上のほかにも、会社が入居しているビルの出入り時間を警備記録から確認する方法、ICカードで自宅と勤務先の最寄り駅の改札を通過した時間を確認する方法、高速道路を利用していればETCカードの記録を確認する方法など、様々な方法があります。

ただ、いざ残業代や過重労働を証明しようと思っても、記録をしていないために請求できないことも多くあります。そのようなことのないように、多少面倒でも、労働時間を自分で記録するようにしてみてはいかがでしょうか。

労働時間を証明できるか不安がある場合や、会社の労働時間の管理方法に疑問がある場合は、ぜひご相談ください。

以上

弁護士 池上 遊